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入医検®入院医事
業務技能検定

  • 医療系
  • キャリアアップ

入医検®入院医事
業務技能検定とは

「入医検®」は、日本で初めて「入院医事業務」に特化した検定です。
医事業務の業務範囲は、診療報酬請求業務の他にも受付から電子カルテ、医事システム、施設基準などと幅広く、その全てにおいて高度なレベルでの知識が求められております。その中でも特に、複雑化する入院診療の診療報酬請求業務は医療機関収入の根幹であることから知識と制度の熟知が求められています。本検定においては、入院業務で必要な確かな知識・技術・経験を有する方を客観的な指標で評価し、入院請求業務の知識の有無を中心に問う検定となっております。

求められる人物像と業務レベル

認定級 求められる人物像 業務レベル
1級 医療制度を理解し、医師や看護師など多職種との連携を自ら調整・進行できる人材。将来的には、病院経営に関して収益改善や業務改善の提言ができる人材。
  • 医事知識が豊富なだけでなく状況や場面に応じて、適切に関係者と業務調整ができる。
  • 医事業務に関する専門知識と手法を有し、多職種と連携して業務改善の進行や収益性改善の提言ができる。
  • 病院が進むべき方向性に則り、目標達成に向けて行動ができる。
  • 豊富な医事知識と経験則に基づき病院運営の支援ができる。
2級 医事制度、医事知識を有し、医師や看護師など多職種との連携・調整の提案を行える人材。同僚スタッフに対しても知識の伝達ができる人材。
  • 専門的な医事知識を有し、診療報酬請求の解釈に則り、適時適切な請求ができる。
  • 診療報酬請求において発生する課題などに対して対応や調整を現場レベルで行える。
  • 部署内の業務改善に対する発信ができる。
  • 担当業務における業務改善や収益改善などの提案、実行ができる。
3級 ある一定の医事制度、医事知識を有し、適切に入院医事請求できる人材。業務改善において提言を行える人材。
  • 専門的な医事知識を有し、正確かつ迅速に請求ができる。
  • 担当業務について工夫、改善ができる。
  • 管理者に対して、業務改善の提案ができる。
認定級 1級
求められる人物像 医療制度を理解し、医師や看護師など多職種との連携を自ら調整・進行できる人材。将来的には、病院経営に関して収益改善や業務改善の提言ができる人材。
業務レベル
  • 医事知識が豊富なだけでなく状況や場面に応じて、適切に関係者と業務調整ができる。
  • 医事業務に関する専門知識と手法を有し、多職種と連携して業務改善の進行や収益性改善の提言ができる。
  • 病院が進むべき方向性に則り、目標達成に向けて行動ができる。
  • 豊富な医事知識と経験則に基づき病院運営の支援ができる。
認定級 2級
求められる人物像 医事制度、医事知識を有し、医師や看護師など多職種との連携・調整の提案を行える人材。同僚スタッフに対しても知識の伝達ができる人材。
業務レベル
  • 専門的な医事知識を有し、診療報酬請求の解釈に則り、適時適切な請求ができる。
  • 診療報酬請求において発生する課題などに対して対応や調整を現場レベルで行える。
  • 部署内の業務改善に対する発信ができる。
  • 担当業務における業務改善や収益改善などの提案、実行ができる。
認定級 3級
求められる人物像 ある一定の医事制度、医事知識を有し、適切に入院医事請求できる人材。業務改善において提言を行える人材。
業務レベル
  • 専門的な医事知識を有し、正確かつ迅速に請求ができる。
  • 担当業務について工夫、改善ができる。
  • 管理者に対して、業務改善の提案ができる。

目指せる仕事と
資格について

入院医事業務とは、入院患者の診療費計算や診療報酬請求(レセプト)業務など、専門性の高い医療事務を担う仕事です。入医検®は、こうした入院業務に必要な知識や実務スキルを証明する資格で、病院の医事課や入院係などで即戦力として活躍したい方におすすめです。取得することで、より専門性の高い業務を任されるようになったり、キャリアアップや待遇面での評価にもつながることがあります。
次のページでは、勉強の進め方や1日の学習時間の目安、試験日までのスケジュール例など、これから学び始める方に向けた安心のガイドをご紹介しています。

詳細はこちら

試験の詳細

  インターネット試験
受験資格 受検資格は問いません。
検定方法 インターネット受検
動作確認チェックを行って頂きます。
検定日時 第6回 2025年3月15日(土)10~18時 試験時間:60分
受検会場 ご自身で用意した「カメラ機能付きパソコン(一般的なオンライン会議が実施できるもの)か、カメラが使用できるパソコンを用い、他人と連絡を取らずに集中して60分間受検ができる環境であれば場所の指定はありません。
持ち物 上記回答可能なパソコン以外に、次のものの持ち込みを可とする。
①医科診療報酬点数表 令和6年度改定版 など、最新の診療報酬請求にかかわる書籍
②実務上使用しているご自身のノート等、当試験の趣旨に一致しており、ご自身の実務での実力を発揮するうえで必要なもの
③電卓
④時計・腕時計
⑤筆記用具(ご自身が持ち込んだものに書き込んだりしながら取り組む可能性があるため、検定自体では使用いたしません)
⑥その他、眼鏡やアルコール消毒類、マスクなどご自身が生活上必要なもの

【持ち込みが不可のもの】
・記録媒体としての機能を備えた電子機器(音声、写真、動画すべてを含みます)
・スマートフォンなど通信可能な電子機器(電話機能のみのものも含みます)
・飲食物(体調面などで必要な方は事前にご相談ください)
※試験後であっても発覚した場合は失格または無効とされます。
問題構成 ・選択式問題:27~30問(択一式、複数選択)《出題範囲:①~⑥より出題》
・記述式問題(約100~200字):3~5問《出題範囲:⑦より出題※病院日常業務でのケースを想定》
出題範囲 以下7つの項目から出題します。
「医療保険のしくみ」と「日常業務」(医療保険制度、保険給付、高額療養費制度)
「診療報酬請求のしくみ」と「入院請求業務」、および「施設基準」等
「DPCの基本事項」(DPC請求のルール等)
診療報酬請求業務(電子カルテ、医事システム、点数改定等)
レセプト管理(査定・返戻、再審査、保留)
医学的知識(治療行為、傷病名、薬剤)
「コミュニケーション」と「課題解決」(個別指導、患者対応、他部門調整等)
合格基準 70%当インターネット試験にて、得点率(一部分野別得点率の水準を加味する)によって、1~3級の合格者が決定します。
1級:選択・記述それぞれ各80%以上で総得点が得点率85%以上
2級:選択・記述それぞれ各70%以上で総得点が得点率75%以上
3級:選択・記述それぞれ各60%以上で総得点が得点率65%以上
結果の通知 合否の結果は試験実施後1ヶ月以内に当協会HPにて合格者の受検番号を公開し、その後文書にて各自に通知します。合格者には、合格認定証が交付されます。
※合格者には「ウ入医検®入院医事業務技能検定」の認定合格証が交付されます。
受験料 7,700円(税込)

試験の日程

⁨⁩在宅試験(紙試験)を選択した方は、試験日程が決められています。
ご自宅でテキスト、ノート等の資料や計算機を使用して答案作成を行います。受験日の3日前頃に試験問題が届くように郵便にてお送りしますので、試験後提出期限までに、試験問題に同封した提出用封筒でポストに投函して下さい。

2025年

  • 11月15日(日)

2026年

  • 日程が確定次第、
    ご案内申し上げます。
他試験の日程一覧はこちら

受験環境について

入医検® 入院医事業務技能検定は、不正防止のため会場受検と同様の監視体制をとっており、オンライン会議が可能なカメラ付きパソコン(インカメラ含む)の使用が必須です。申込後には、当協会より動作確認のご連絡を差し上げ、受検環境に問題がないかを確認いたします。試験中はパソコンのカメラを通じて受検の様子を監視し、不正行為を防止するためのルールも設けられています。

パソコンのカメラを利用して
不正を防止します

検定中の禁止行動

タブ移動の禁止
コピーの禁止

オンライン会議が可能な
カメラ付きパソコンを
ご準備ください

対応ブラウザ

Windows

推奨ブラウザ

  • ・Google Chrome 最新版
  • ・Microsoft Edge 最新版

その他対応ブラウザ

  • ・FireFox 最新版
macOS

推奨ブラウザ

  • ・Google Chrome 最新版
  • ・Microsoft Edge 最新版

その他対応ブラウザ

  • ・FireFox 最新版
  • ・Safari 最新版

お申し込みの流れ

インターネット試験(IBT)の申し込み

当検定は、カメラ付きパソコンが必須の検定となります。
試験日の10時~18時の間でご希望に合わせてご受検いただきます。
採点後に、速報にて合格者の受験番号を当協会HPに掲載いたします。合格した場合は、翌月15日が認定日となり、20日頃には認定証を郵送させて頂きます。

STEP

1

まずはIBT用のアカウントを作成してください。

アカウント名とパスワードは、忘れないようにメモしておきましょう。

STEP

2

アカウント登録が完了すると、試験の選択画面が表示されます。
または、登録完了メールに記載されたURLからログインして進むこともできます。

STEP

3

JSMAのIBT対応試験一覧から、受けたい試験を選んで購入します。

STEP

4

決済方法(クレジットカードまたはコンビニ払い)を選び、必要な情報を入力して申し込みを完了してください。

受験料は7,700円(税込)です。

STEP

5

ご入金の確認をもって受検申込み完了となります。

申込み完了後、「動作確認メール」を送付いたします。PC環境のチェックをお願いします。

STEP

6

試験当日は、10時~18時の間でご受検ください。

採点後、当協会HPにて合格者のみ速報で受験番号を掲載いたします。

  • 受験者本人がパソコンを操作(マウスの操作、キーボード操作)できることが必要です。代理での入力は認められません。
  • お申込みの際には、メールアドレスが必要となります。また、「@share-wis.com」から送信するメールを受信できるようご設定ください。
  • 動作環境をご確認ください。確認はこちら
インターネット試験に
申し込む

合格者の声

森岡 秀一さん

この検定を得て自信を持つ根拠にできました。

これまで入院請求事務に特化した検定はなく、自分が携わっている業務において、自分がどれだけのスキ...

詳しく見る

本郷 千穂 さん

知識が身についているんだなという心の変化がありました。

マネージャーからの勧めがあったことと、入院会計のリーダーをしているので自分の力試しをかねて受け...

詳しく見る

西明 美和さん

時間配分がうまくいったことが最大の合格要因

以前入院事務を担当していたので、どのくらいできるのかな?と思ったのと、支社のコアアドバイザーの...

詳しく見る
合格者の声一覧

応援の声

医療機関は適切に医事請求でき、
病院経営層へ提言できる人材を求めています

少子高齢化が進みいわゆる"働き手"が不足しており、「優秀な人材の確保」は企業にとってますます重要な課題となっています。医療機関も例外ではなく、医師不足や看護師不足は以前から問題視されていますが、経営を担う"病院事務職"が今、圧倒的に不足しています。DPC制度の開始、改定のたびに複雑化する診療報酬改定など、医療制度を理解するのは容易ではありません。以前は手術、検査、投薬など診療行為を単に積み上げて請求していましたが、現在のDPC制度では係数が複雑に絡み合っています。また人員配置やチーム医療に加え、重症度などさまざまなアウトカム評価など、制度を理解し適切に請求しなければなりません。
医療機関はほぼ全ての収入を診療報酬で得ており、医療機関に差はあるとしても、その約7割は入院収入が占めていることから、"入院請求の精度"が全てといっても過言ではありません。こういった状況から医療機関が病院経営を考えたときに、まず適切に入院医事請求ができる人材を求めるわけですが、人材は枯渇しています。採用活動は、新卒や、同職種からの中途採用、異業種からの転職などさまざまですが、一度や二度の面接でその人を理解することは不可能です。病院事務職に国家資格はありませんので、なかなか基準はないのが現状です。医療事務には民間企業が実施する、さまざまな検定があり一定の基準となりますが、「入医検:入院医事業務技能検定」は入院請求に特化した検定であり、診療報酬請求業務の深い理解と知識が必要となります。今はオーダーで手技や加算が自動算定されることも多く"診療報酬点数早見表"を開くことが少なくなったことも医事知識を有する人材が不足している一つの原因と言えるでしょう。本検定では、入院に関する診療報酬点数早見表を熟知した事務職を評価し、さらに、医師や看護師とコミュニケーションが取れ問題解決できる人材を上位評価しています。「診療報酬請求」「DPCや施設基準」「レセプトや医学知識」「課題解決」など幅広い内容での評価は、医療機関が求める人材の一つの指標になるかもしれません。繰り返しになりますが、医療機関は適切に医事請求でき、病院経営層へ提言できる人材を求めています。本検定が"一つの物差し"として確立することを願っています。

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病院経営をマネジメントできるような人材が
1人でも多く生まれることを願っています

診療報酬請求の知識を持つ人材の市場価値は非常に高いと思います。定年退職した医事課職員が、他病院やクリニックで再就職できるパターンも多く、どこも人材が不足している証拠だと思います。特に、病院経営の肝であり、診療報酬のルールが複雑化している入院の診療報酬を熟知している職員はさらにその価値が増します。
しかし、診療報酬の請求業務、査定対策等、言わば「ディフェンス」の業務だけでは、近い将来に価値を見出せなくなる可能性があります。診療報酬の仕組みや制度を理解した上で、より増収、より増益に繋がる提案ができる、より「オフェンシブな職員」を病院は欲しています。DPC制度の特徴を踏まえた、係数増加策、在院日数管理やベッドコントロール、適正要員数などを考えられる人材は、全国どの病院も欲しいでしょう。さらに、今後はレセプトのチェックシステムやAIの活用も必須になるでしょう。国も診療報酬改定DXを掲げており、「診療報酬の知識を持ったDX人材」も必要になってくると思います。
アフターコロナのフェーズに入るなかで、入院患者数の回復が遅れ、新型コロナウイルスの補助金や診療報酬特例も廃止の方向に進んでおり、病院経営は益々厳しくなります。アフターコロナの病院経営を考える際に、診療報酬の知識をベースに収入や利益を最大化できる人材の獲得や育成は急務だと思います。本検定をきっかけに病院経営をマネジメントできるような人材が1人でも多く生まれることを願っています。

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医療機関は適切に医事請求でき、
病院経営層へ提言できる人材を求めています

診療報酬制度は、近年、複雑化の一途を辿っています。複雑化の要因は、様々な職種の高い専門性や患者の重症度などによって診療内容を適切に評価するための基準を設定していることが要因の一つであります。また、近年、チーム医療を評価する診療報酬の創設など、高度な院内調整を必要とする診療報酬の算定も医事課スタッフには求められるようになってきています。医療事務従事者には、診療報酬の複雑化と経営層が医事課に求める高度な院内調整など、医療事務という単なる事務作業ではなく、医療職や経営層との高いコミュニケーション能力が求められるようになってきています。こうした人材の育成は、一朝一夕ではなかなか出来ません。またモデルケースも僅かしかおらず、体系的な教育プログラムがある病院は多くありません。つまり、教育をしたら理想の人材が育つといった単純な話ではないということです。
こうした環境の中で、入院医事業務技能検定は、単なる入院の診療報酬の知識を問う問題だけでなく、問題解決を問う設問などもあり、一般的な医療事務の検定とは異なります。入院に関する診療報酬の知識を持ちながら病院経営を担える人材を育成する目的感が伝わってきます。前述の通り入院診療の診療報酬知識を有する人材は非常に貴重で、その能力を客観的に評価する仕組みはありません。
入院医事業務技能検定がそういった能力を有する方々の価値を客観的に評価できる仕組みになることを望みますし、この検定のコンセプトである医療事務という枠にとどまらない病院経営を担う人材が一人でも多く輩出されることを願っています。

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よくある質問

Q.

どんな問題が出るの?

A.

・選択式問題:27~30問(択一式、複数選択)
・記述式問題(約100~200字):3~5問

試験問題サンプルはこちら

Q.

合格基準について

A.

当インターネット試験にて、得点率(一部分野別得点率の水準を加味する)によって、1~3級の合格者が決定します。
1級:選択・記述それぞれ各80%以上で総得点が得点率85%以上
2級:選択・記述それぞれ各70%以上で総得点が得点率75%以上
3級:選択・記述それぞれ各60%以上で総得点が得点率65%以上

Q.

どのような試験になりますか?

A.

カメラ付きPCを使用した、インターネット試験になります。
不正防止のため、カメラで録画しながらのインターネット試験となります。
受検方法については以下の動画ご覧ください。

受験方法について

Q.

受検資格は必要?

A.

受検資格は特に設けていません。
年齢制限もありませんので、どなたでも受検できます。

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