技能認定試験合格者の皆様からお寄せいただきました
技能認定試験合格者の皆様からお寄せいただきました
O さん
子どもが手術を受ける際、受診した病院で、お医者さんの隣でパソコンを使って仕事をしている人がいて、そこで初めて「医師事務作業補助者」という仕事を知りました。そして、その資格試験があるということを知り、勉強しようと思いました。
ハローワークで職業訓練を紹介してもらい、訓練校で勉強しました。身体の仕組み、病気の名前など、基礎的なことから、医療の法律のことまで、10時から16時半まで、医療事務の授業と並行して授業を受けました。
医療文書の作成は、最初は全然わからなかったのですが、何度もやるうちに、カルテを読み込めるようになり、文章を作るコツがわかってきました。合格して「私もあの時病院で会った、お医者さんの隣にいた人になれるんだ〜」と嬉しく思いました。今後、医療関係の仕事につき、勉強したことを活かしていきたいと思っています。
病院勤務医の絶対数不足と過重労働が、ここ数年来大きな問題となっています。2008年の診療報酬改定で、勤務医の負担を軽減するべく「医師事務作業補助体制加算」が新設され、主に医師が行っていた診断書や処方箋などの文書作成や検査予約などの事務作業を補佐するスタッフの配置が認められました。
これにより、医師事務作業補助者を配置する病院が増え、2010年4月には、スタッフの配置をさらに促進するための改定が行われました。
医師が本来の診療業務に専念できる体制を確保する為に、国がその配置を後押しする「医師事務作業補助者」は、将来性を高く期待される事務専門職です。
このような医師事務作業補助者としての知識とスキルを評価・証明するのが医師事務作業補助者検定試験です。
医師事務作業補助者検定試験の詳細はこちら